製菓材料 株式会社イシハラ

フィリピン レイテ島復興支援に協力

2014-06-01

弊社はお菓子の原材料を輸入し卸販売をしています。その中にココナッツがあり、主にフィリピンから輸入しています。
2013年11月に強い台風がフィリピンのレイテ島を襲い、甚大な被害をもたらしました。
ココナッツの原材料である椰子の木も被害を受け、原材料の不足による品不足、価格高騰が生じ、現在もまだ回復には至っておりません。

 

現地では、椰子の木を筆頭にした多くの木々が倒れ、一般の居住区から道路、畑まで転がっており、また、頭の部分が飛ばされた椰子の木が数多くあり、そのままだといずれは腐り、倒れることが予想され、これらの処理に住民が悩まされているとのことです。

 

その復興支援をしているNPO団体Visayas Response Team を知り、是非協力をしたいと申し出ました。
この団体では「チェーンソープロジェクト」を実施しており、チェーンソーを寄贈し、これらの木々を撤去し、材木として壊れた住居や建物を修理するということを目的にしています。

そこで、私どもは、この団体を通じチェーンソー2台を寄贈することにいたしました。

 
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寄贈したチェーンソー

寄贈先の村は、タクロバン市から約50キロ離れた場所にあるアバンゴ村です。

この村は椰子の木で生計を立てており、椰子の実を収穫、乾燥させたものを販売、また椰子酒「Tuba」の有名な生産地でもあるそうです。台風により、多くの家や建物が被害にあい、多くの椰子の木が倒れ、農地や道路が被害を受け、村の産業に打撃を与えているそうです。

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チェーンソ-の引渡し式
 
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椰子の木が倒されたアバンゴ村
 6月15日にチェーンソーの引き渡し式が行われ、NPOの方が、私どもの代理で出席して下さいました。

村での使用終了後は他の被災地にも貸し出され、復興支援に貢献することになっています。
弊社の寄贈が、少しでも復興のお役に立てることを願っております。

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村長のダルナイラ氏(左から二人目)と
NPO代表の佐藤氏(右から二人目) 
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弊社へ送られた感謝状
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村会議員との記念撮影